ENERGY - エナジー -

明日のエナジーをあなたに

かりゆしウェア

かりゆしウェアとは、沖縄県などで主に夏のあいだ着用される半袖の開襟シャツ。1970年に沖縄県観光連盟が「おきなわシャツ」として発売し、その後、2000年デザインの限定を緩和することで、名称を「かりゆしウェア」に統一し、同年の開催された沖縄サミットを契機に広く着られるにいたる。現在ではワイシャツとネクタイに代わるホワイトカラーの服装として沖縄県内では官公庁でも広く定着している。また、2005年以降にはクール・ビズの一種として内閣府沖縄担当部局を中心に中央官庁で着用の動きがある。「かりゆし(嘉利吉)」とは沖縄方言で「めでたい」という意味を表す。 


かりゆしウェアはハワイのアロハシャツをモチーフに作成されており、基本的なデザインはアロハシャツと同じ半袖開襟であるが、ボタンダウンやスタンドカラーのものも製造されている。そもそも、アロハシャツは、ハワイに渡った日本の移民が着物を仕立て直してシャツにしたものが起源とされ、1930年代には日系人や中国系の仕立屋によって盛んに作られ、1935年には日系人経営のムサシヤが初めて「アロハシャツ」名の広告を出した。アロハは、日本から輸入された生地が使われたため、当初は和柄が多く見られたが、やがて洋柄化が進み1940年頃までには、トロピカルなモチーフを使い華やかでカラフルな色彩で染めたものが主流となった。

かりゆしは左胸には通常ポケットがつき、裾はズボンから出して着ることを想定して短く直線的にカットされている。柄は沖縄の伝統工芸の織物を模した柄や、ゴーヤーやシークヮーサー、シーサーやハーリーといった沖縄独特の風物をモチーフにしたデザインが採用されているが、アロハよりはおとなしい絵柄との印象を持たれている。柄については年に一度、「テキスタイルコンテスト」としてかりゆしウェアに使われる生地のデザインコンテストが行なわれたりもしている。

2000年以後は特に多くのバリエーションが生まれ、日焼けを気にする女性用の七分丈のもの、葬祭の場で着用できる黒を基調としたフォーマルなものなどが販売されている。

価格は千円前後の量産品から、芭蕉布琉球紬などを利用した一着数万円の高級品まで様々である。「かりゆし」の原義とは正反対ではあるが、喪服として黒生地のものも作られており、葬儀や法事の際に礼服の代わりに着用することが認められている。 



オーグ 電話オーグ 電話オーグ 電話オーグ 下着オーグ 下着オーグ 下着オーグ 評判 口コミオーグ 評判 口コミオーグ 評判 口コミオーグ 評判 口コミ